オールセラミックの歯の種類はざっくりいうと、ジルコニアを使用をものと、ジルコニアほどの強度ではないにせよ充分に強度を持ったセラミックの歯があります。

特に前歯に使用をするのであれば、ジルコニアを使用をしたものと、ジルコニアほどの強度ではないにせよ充分な強度をもったセラミックの歯のいづれも対応をする事が出来ます。

ただ、奥歯の場合はやはり強いオールセラミックの歯のジルコニアを用いたものが良いでしょう。

オールセラミックの歯の素材・製作システムメーカー

  1. デンツプライシロナ社(セルコン・セレック)
  2. 3M社(Lava)
  3. ノーベルバイオケア(プロセラ)
  4. イボクラール社(IPS e.max)
  5. ノリタケポーセレン(カタナ)

上記5社のオールセラミックの歯の素材、製作システムメーカーがシェアが高く信頼性、安全性の高い高品質なオールセラミックの歯を製作をする事が出来るものの代表的なものとなっています。

歯科医院などのサイトでのオールセラミックの歯の説明では、その歯科医院が独自につけたオールセラミックの歯の名称を使用している事も多く分かり辛い場合があります。

ただ、どこのメーカーのオールセラミックの素材、製作システムを使用をして製作をしているかという事は大切な事ですから、あなたの気になっている歯科医院がメーカー名称を出していない独自の名称を使用して解説をしているようであれば、その歯科医院での治療は見合わせて他の歯科医院を探した方が良いです。

なぜなら、メーカーに優劣はありますから、その優劣を知る際のメーカー名称などを出さないというのは、それなりの理由があると考えた方が良いでしょう。

上記の5つに入るオールセラミック素材、製作システムで製作をされてるのであればオールセラミックの歯の品質、安全性には問題はないという事が言えます。

覚えておくべきオールセラミックの歯の性質

オールセラミックの歯のメーカーの違いもあるのですが、それよりも、オールセラミックの歯はざっくりと言って①ジルコニア、②ガラスセラミック系の材質、③100%ジルコニアのフルジルコニアがあるという事を覚えておく必要性があります。

①ジルコニア

人工ダイヤモンド素材のジルコニアは、オールセラミックの歯の一部にジルコニアを使用をして強度を高めたものです。メタルボンドという金属の上にセラミックを盛り付けて本物の歯のようにしたセラミックの歯がありますが、そのメタルボンドの金属部分がジルコニアになったものが、現在の一般的に言われているジルコニアセラミック、ジルコニアセラミッククラウン、ジルコニアボンドという事になります。

特徴として、セラミックを何層にもジルコニアの上に盛り付けていくので本物の歯の質感を再現をする事が出来、最も審美性が高く本物の歯を見分けのつかない歯を製作をする事が出来ます。

また奥歯に対しても、連結を必要とするブリッジの治療に於いても人工ダイヤモンドの強度がありますから充分に対応をする事が出来ます。前歯、奥歯共に使用をする事が出来る高品質で本物の歯を見分けのつかない見た目を再現をする事が出来るのがジルコニアセラミッククラウンです。

対応メーカー

  1. デンツプライシロナ(セルコン)
  2. 3M(Lava)
  3. ノリタケポーセレン(カタナ)

②ガラスセラミック系の材質のオールセラミック

ガラスセラミック系の材質のオールセラミックの歯は、以前は強度に問題があるとされていましたが、現在は改良に改良が加えられて実際に問題がなく、メタルボンドの優位性を失わせていおり審美治療に於いてスタンダードなものとなっています。

セラミックのブロックをCAD/CAMというコンピューター制御の機会で削り出すという事が一般的な方法となっており、そのCAD/CAMを提供しているシステムメーカーが様々あるという状態になっています。

また、ブロックは様々な色、グラデーションのかかったものが販売をされており、最も適正たブロックを使う事によって天然歯との違和感が極力ないキレイなオールセラミックの歯にする事が出来ます。

また、前歯で最も本数を多く治療をするセラミック矯正に於いて芸能人のようなキレイな歯で均一な歯の色を再現する事が出来るので、セラミック矯正で前歯を芸能人のようにキレイにする際に使われるという事が多いです。

対応メーカー

  1. イボクラール社(IPS e.max)
  2. デンツプライシロナ社(セレック)

③奥歯にしか使えない100%ジルコニアのフルジルコニア

フルジルコニアは100%ジルコニアのブロックを削りだして作るものです。ですから非常に強度が強いという事が特徴となりますが、色をキレイに本物の歯のように調整をする事は不可能です。

独特のパールのような色身になりますから、不自然極まりありません。ですから、奥歯の目立たない部分で銀歯をなるべく安くオールセラミックの歯で金属アレルギーのないものにしたいという場合にしか使わないと思った方が良いです。

フルジルコニアは現時点で歯をキレイにしたいといういわゆる理想的な歯の形状、歯の色にするためにオールセラミックの歯を使用をした審美治療に於いて利点はないですし、また色づけなど本物の歯を同様にならないわけですから、純粋な意味での審美治療に使えるものではないという事が言えます。

ただ、奥歯の銀歯を歯科金属を使用をしていない健康的なものにしたいという場合には有効で、通常のジルコニアやガラスセラミック系のオールセラミックの歯よりも、どの歯科医院でも低価格に設定をされているという事が一般的になるべく費用を安く奥歯の銀歯をオールセラミックの歯にしたいという場合に有効です。

対応メーカー

  1. デンツプライシロナ(セルコン)
  2. 3M(Lava)
  3. ノリタケポーセレン(カタナ)

まとめ

  1. オールセラミックの歯ざっくり分けて、ジルコニア、ガラスセラミック、フルジルコニアがある
  2. フルジルコニアは色の再現性に問題があり、目立たない奥歯くらいにしか使えない
  3. ジルコニアセラミックは人工ダイヤモンド素材で強度があり奥歯にも前歯にも使用出来る